質問

授乳中でも矯正治療は可能ですか?

回答

はい、授乳中でも矯正治療は基本的に可能です。ただしいくつかの注意点があります。1)治療計画の調整:授乳期間中は、ホルモンバランスの変化により歯が動きやすくなる場合があるため、通常よりも緩やかな力で治療を進めることがあります。2)装置の選択:授乳中の方に適した装置を選択します。例えば、着脱可能なマウスピース型矯正器具は、授乳時に外すことができるため便利です。3)薬の使用:痛み止めなどの薬を使用する場合は、授乳への影響を考慮して選択します。多くの場合、授乳中でも安全な薬を選択できます。4)口腔衛生:授乳中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、より丁寧な口腔ケアが必要です。5)栄養管理:授乳中は通常以上にカルシウムなどの栄養素が必要となるため、バランスの良い食事を心がけます。6)定期検診:授乳期間中の体調変化に対応するため、より頻繁な検診が必要になる場合があります。矯正治療を始める前に担当医に授乳中であることを伝え詳しく相談することが重要です。また心配であれば小児科医とも相談し赤ちゃんの健康に影響がないことを確認するとよいでしょう。適切な管理下で行われる矯正治療は授乳中でも安全に進めることができます。

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