医療法人社団慈誠会　慈誠会成増病院

終末期がんの親の看取りをこちらの病院にお願いしました。
最期までお世話になり感謝しております。

コロナ禍での面会制限が有り会えたのは入院期間一ヶ月半で1回5分間のみ。
他の家族の面会を合わせても計3回15分間。
全く会えないよりましですが後悔が残ります。

病状の説明は変化が無い限り病院側からは連絡無し。こちらから聞けば答えてもらえました。

介護クオリティ、医療体制については家族が直接確認する術が無いのでここは病院側を信頼して任せるしかないでしょう。

看取りの際はある程度時間と人数制限の超過は例外的に認めて頂けました。
感謝です。

唯一の不満は看取りの際に家族が全員揃ってから医師に臨終確認をして頂くことになった時の看護師さんの一言。
最後の者が少し到着が遅れていた時に「ご家族まだですかね？」と看護師さんに言われたことです。
医師とスタッフを待たせていることは重々理解してますが、今まさに家族の臨終と言う究極の悲しみの瞬間に立ち会いその現実と精一杯闘ってる家族にかける言葉としてはいかがなものでしょうか？
そんなこと聞かれたって「もう来ますので」と答えるしかないじゃないですか。
こっちは必死に涙を堪えているんです。
普段なら何て事無い一言が時には家族の心を傷付けているという事に気付いていただければ満足度は上がるでしょう。
人の死、看取りが日常である場所ですので流れ作業的になってしまうのかと思ってしまいます。
家族の死は究極の悲しみであり人生の一大事であることを忘れないでください。

父がここで終身まで面倒を見て下さりました。
コロナまっただ中だったので、面会もほとんどかなわずだったので(これはどこの病院でも同じ)いささか不満は残りますが・・・。
人の命を扱う(預かる)場所なので、その場所での些細な病院側からの気遣いも｢余計なお世話｣的な意見が出てきたりで悪評を付けるのも、それもまた人それぞれかと、しかし3ヶ月毎に病院を転々とすると言うことが、患者にとってどれだけ身体に負担がかかることなのか、移る度に同じ検査を受ける当人になってみれば、これほど辛いこともないかとおもいます。
しかし、この病院は終身まで面倒を見てくださると言うことで、これだけでも身内そして当人にとっても良いことなのかもしれないとワタシは考えております。
医院長さんも私たちが、面会に行くと父の現在の状況などを教えてくれてました。
言い方が合っているかは判りませんが、この病院へ入院する方は、｢良くなって退院｣を目指すのでは無く、｢如何に当人が苦しまずに最後を迎えることが出来るか｣を考えてくれている場所かと感じました。
他の方の口コミを拝見すると、不満などの口コミが多数見られますが、私はここで父が最後を迎えられたことについては、｢最後まで診て頂きありがとうございました｣という気持ちです。

ご両親が高齢になり不自由になった時の為の病院で、介護で困っている方に朗報としてお知らせします。そして、お勧めします。
痴呆症だけだと、病院は2から3か月で出されてしまいますし、施設では介護度が重い患者は預かってくれない所が多くあります。
しかし、この病院は、そうした施設では無理な方や、たらい回しにされる痴呆症の患者さんを終身預かって見てくれます。
この病院は、高齢者専門病院と言っていいでしょう。普通の病院は、介護が必要な方でも３ヶ月で出されてしまいますが、ここは、最後まで見て頂けます。病院が古いせいか匂いは気になりますが、ほとんど人が寝たきりですから、しょうが無いですね。
母もここで最後までお世話になりましたが、施設では無理な方を預かって下さる。こうした病院を探している方が多くいますので、こまっている方は、是非、問い合わせて見て下さい。
又、ここでは手術は無理なので、私の母はここから10分程度でいける、埼玉国立病院を手術病院としてきました。
こうした、回りの環境も良いかと思います。
もう、3か月毎に病院を探さなくても良くなります。これは、とても助かりますよね！
東武東上線の成増駅から徒歩10分程度の所です。
駐車場は、６台程度分しかありませんが、無料です。